サマースクール2018 レポート

 サマースクール2018を8月5日(日)から8月10日(金)までの前期と、8月12日(日)から8月17日(金)までの後期の2期間で国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)にて開催。定員を超える応募者の中から選ばれた前期23名、後期26名の参加者が、日本のみならずシンガポール、韓国からの招聘参加者と共にトレニーングに励みました。

 

前、後期共にサーカスアーティストの金井ケイスケさんによる「表現力ワークショップ」を口火として、最終日の発表会に向けた小作品の制作を講師とともに取り組みました。講師には前期が「ダンスコース」にコンテンポラリーダンサーの鈴木ユキオさん、「演劇コース」に劇作家・演出家の山口茜さんを迎えました。後期は「ダンスコース」がダンスカンパニーDAZZLE、「演劇コース」がアメリカの劇団『PHAMALY(ファマリー)』アーティスティック・ディレクター・リーガン・リントンさんとメンバー4人を迎えました。そして「音楽コース」は前・後期ともにピアニストの松永貴志さんを講師に迎えました。

 

また、大橋ひろえさん(前期)、リーガン・リントンさんと『PHAMALY(ファマリー)』メンバー(後期)、廣岡香織さん(前・後期)のレクチャーにより、単なる実技トレーニングだけでなく、継続的な活動のための知識や心構えなどのシェアをおこないました。

 

 

 

 

それぞれの講師によって各参加者の個性に合わせてプログラム構成がなされた密度の濃い5日間のトレーニングにより、自分らしさとグループでの制作を現場で体験的に学びました。最終日には発表会の直前まで各コースで練習と調整を繰り返し、その成果を1500名を収容する大ホールの舞台で家族や関係者に向けてパフォーマンスをおこないました。

 

鈴木ユキオさんは参加者それぞれが持つ動きを発展させるようなダンス作品を作りました。

 

山口茜さんは今回のトレーニングのために台本を書き下ろし、参加者とともに毎日修正を加えながら発表を迎えました。

 

DAZZLEはリズムカウントに合わせた精密な動きの連続するダンスを制作。3分ほどの短い作品でしたが習得には大変な練習が必要で、毎日のトレーニング終了後も個人練習に取り組みました。

 

リーガン・リントンさんは『PHAMALY(ファマリー)』のメンバーも交えて舞台に上がり、参加者の表現したいことに寄り添った作品を作りました。

 

松永貴志さんは課題曲の合奏をおこない、集団での演奏が得意ではない参加者も最後まで演奏することができました。

 

6日間の「ダンス」「演劇」「音楽」の各コースのトレーニングの集大成は、それぞれの表現が各講師のディレクションによって、より豊かになり、感動的なものとなりました。

 

 

 

写真|井上嘉和
レポート|日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 田村