TRUE COLOURS FESTIVAL
Indoor Stadium 出品作品

 

 作品2:ダンス作品「Seek the Truth(真実を求めて)」

日本財団DIVERSITY IN THE ARTSでは、国内外で活躍するダンスカンパニーDAZZLEの長谷川達也を演出・振付に迎え、オーディションを通じて選ばれたダンサー7名とDAZZLEによるオリジナル作品を、アジア太平洋障害者芸術祭「TRUE COLOURS FESTIVAL」のために制作します。
日本に古くから伝わる「狐の嫁入り」をモチーフにした本作では、”真実を探し求める”を意味する「Seek the Truth」をタイトルに、メンバーたちの優れたダンス技術から、幻想的な世界が繰り広げられます。

 


稽古風景より(写真:冨田了平)

 

< 作品について >
 
日本に古くから伝わる怪異である、「狐の嫁入り」をモチーフにした作品。晴れているのに雨が降る時や、山林で怪しい火の行列がいるように見える時などに、狐の嫁入りが行われていると考えられていた。また日本では、狐は別のものに化けて人をだます動物であるとも捉えられていた。
 

本作品では強く愛し合っていた男女が、狐が化けた女性に狙われ、仲を引き裂かれてしまう。妖しい狐たちに幻惑されながらも、二人はお互いを求めて彷徨う。

(演出・振付:長谷川達也)

 

演出・振付:長谷川達也 (DAZZLE主宰)

出演:BOTAN×DAZZLE

BOTANメンバー:踊るラッキーBOY想真、梶本瑞希、鹿子澤拳、竹田凪沙、西村大樹、根間麗華、東野寛子

DAZZLEメンバー:長谷川達也、金田健宏、荒井信治、飯塚浩一郎、南雲篤史、渡邉勇樹、高田秀文

演出助手:三宅一輝 (DAZZLE)

衣裳:堂本教子、藤木りせ

音楽:Shusaku

テクニカル・ディレクター:ラング・クレイグヒル

制作:日本財団DIVERSITY IN THE ARTS

プロデュース:鈴木京子 (日本財団DIVERSITY IN THE ARTS)

 

 

プロフィール

DAZZLE

1996年結成のダンスカンパニー。メンバーは現在9名。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた世界で唯一のダンススタイルを生み出す。舞台作品においては、映像によるテキストやナレーションで物語性の強い作品を上演。国内外で数々の賞を受賞し、2016年に20周年を迎えた。20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」では、観客投票によるリアルタイムマルチエンディングを採用。新しい舞台体験の創造に成功し、千秋楽の生中継@AbemaTVは合計4万視聴を記録。本年7月22日にはアスタナ国際博覧会ジャパンデーへのゲスト出演が決定。そして8月、DAZZLEが20年間制作してきた作品の要素を再構築し、新たな挑戦をした体験型公演、イマーシブシアター「Touch the Dark」を開催、全10日間31公演が開始早々完売。好評を博し、10月末に再演が決定。再演チケットは発売スタートからおよそ90分で即日完売した。

 

 

長谷川達也 (ダンスカンパニー・DAZZLE(ダズル) )

ダンスカンパニーDAZZLE主宰、ダンサー、演出家、振付家。DAZZLE代表作「花ト囮」は2010年韓国SAMJOKOアジア演劇祭招聘、2011年シビウ国際演劇祭招聘、2012年ファジル国際演劇祭招聘(及び4部門ノミネート、2部門において受賞)など、海外のダンス・演劇界からの評価も高い。2013年には舞台「ASTERISK」にて総合演出・主演を務め、2014年再演。2015年3月、歌舞伎俳優の坂東玉三郎氏が総合演出を務め長谷川が振付を担当したDAZZLE主演舞台「バラーレ」で新たな境地へ。昨年10月にはダンス界では初めてのマルチエンディング方式を取り入れたDAZZLE 20周年記念公演「鱗人輪舞 (リンド・ロンド)」(キョードー東京主催)を上演。そして21年目を迎える本年8月にはDAZZLEが20年間制作してきた作品の要素を再構築し、新たな挑戦をした体験型公演、イマーシブシアター「Touch the Dark」の企画・演出・振付を考案、好評を博し10月末に再演が決定。チケット発売スタートからおよそ90分で即日完売するなど業界内外から注目を集めている。

 

 

光牡丹ボタンBOTAN

DAZZLEによる発掘ワークショップ+オーディションで選ばれた障害のある7名のダンサーによるチーム。チーム名は、牡丹の絹のような薄く大きな花びらが幾重にも重なり、毬状にまとまったその花姿と花言葉である「風格」を7名のパフォーマンスと重ね合わせ、メンバーによって命名。また「ボタン」は、表現することを通して広がっていく新しい世界への扉を開くボタン(Button)も意味する。

 

1.障害種別 2. 今回の稽古を通して自分が感じたこと 3. 自分自身が人に何を伝えたいのか 4. ダンス歴

 

踊るラッキーボーイ想真(おどるらっきーぼーい そうしん)

1. 発達障害、自閉症

2. 地球人とのコミュニケーション、自由と我慢、地球怪獣は怪獣である。

3. たくさんのネガティブ(影)・たくさんのポジティブ(光)を表現することの地球ハッピー。宇宙を地球に広げる旅。

4. ダンス歴6年半。フリー身体表現。パレスチナ・ベトナム・カンボジアなど各国のフェスティバルに出演。テレビ出演は、NHKバリバラなど。世界5大コレクション「東京コレクション」出演。最近では、マイノリティー大集結の舞台「月夜のからくりハウス」や映画「私はワタシ~over the Rainbow」に出演。

 

 

 

梶本瑞希(かじもと みずき)

1. 聴覚障害

2. 初めて会う人でも ダンスを通して通じ合うことが出来ると感じました。

3. 聴こえなくても、踊ることはできる。私はダンスが大好きです。

4. 3歳~現在(13年目) ジャズダンス、モダンバレエスタジオ踊劇舎スタジオ公演

2010年・2011年「新撰組」/2012年・2013年「ブッダ」

2014年・2015年「NOBUNAGA」/2016年・2017年「DRACULA99」

 

 

鹿子澤拳(かのこざわ けん)

1. 聴覚障害

2. 自分一人だけが振りや表現をこなせば良いわけではなく、相手とのキョリや空間を意識することも大切であるということを改めて感じさせられた。

3. 他の人より「耳が聴こえない」だけで、あらゆる工夫や手法を用いるだけで表現をすることができる。「障害」を理由に何かを避けることこそが「障害」だと私は思う。

4. ストリートダンス(Lock、Hip Hop)4年
2017年: 東京2020公認文化オリンピアード SLOW MOVEMENT Next Stage ショーケース&フォーラム「聞こえなくても、聞こえても(ダンス劇)」 /ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017 空中パフォーマンス (エアリアル) /Rock Carnival ミュージカル 2017あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ:「夏の夜の夢」

 

 


竹田凪沙(たけだ なぎさ)

1. 聴覚障害

2. メンバーの皆、一人ひとりがそれぞれ異なる「人」なので、壁の厚さが異なったり、共感と違和感の2つが反発していたりと、感じることはたくさんあります。その中で1つの作品を皆で作り上げていく、それは難しいことでかつ素晴らしいこと。自分の役割とは何かを考えあぐねながら、全うしたいと思っています。

 

3. 私が「ろう」だということは1つの事実として頭の隅に置いておいて、私自身、チーム自身がそれぞれの個を活かして表現しているそのものをそのまま感じ取って欲しい。

4. ストリートダンス3年
BiG-i ART FESTIVAL 2016/第4回全国高校生手話パフォーマンス甲子園(ゲストとして)/TOKYOみみカレッジ/DANCE EARTH FESTIVAL 2016/HANDSIGN LIVE TOUR 2017 YELL/BARRIER FREE COLLECTION2017(バリコレ2017)

 

 

 

西村大樹(にしむら だいき)

1. 軟骨無形成症(低身長症)

2. 今まで挑戦して来なかった作品テイストで、自分の身体に何が出来てどう変わっていくのか今が1番、身体と向き合っていると感じた。

3.表現において障害と言われるものは武器やその人にしか出せない魅力になりうるということ。踊ることは自由と伝えたい。

4. 自由舞踊団 Wallva主宰/Integrated Dance Company響-kyo所属
14歳から独学でクランプを初めとしたストリートダンスを始める。自身のマイノリティー「軟骨無形成症」が身体表現においては魅力になる事を知り武器にして、現在も活動中。第29回全日本高校・大学ダンスフェスティバルin神戸にて、全国3位。東京なかの国際ダンスコンペティション2017創作部門にて、ソロとして、なかの洋舞連盟賞受賞。その他NHK(Eテレ)バリバラ、バリコレ2017などメディア出演で身体表現の自由度を伝えている。

 

 

根間麗華(ねま れいか)

1. 聴覚障害

2. それぞれ異なっていて表現も豊かなところがダンスの良さだと改めて気づかされた。

3. 障害があるから無理だと思わない。障害を現実から逃げる言い訳にしない。

4. 小5からヒップホップを学ぶ。毎年川崎で開催される「D’live」に出演。

 

 

 

 

 

東野寛子(ひがしの ひろこ)

1. 右手 第3・4指機能障害 第2・5指欠損(先天性)

2. 様々な枠を越えて表現することの楽しさと難しさ。

3. 障害を逃げるための盾にしない。努力と工夫(と少しの運)で道を切り拓く武器に変えられる。

4. 19歳よりバレエを始め、ジャズ、タップ、ボリウッドダンスを学ぶ。主にミュージカルの舞台やボリウッドダンサーとしてイベントに出演。4月にはミュージカル「big」(博品館劇場)の出演が決まっている。